音楽集団「三頭の象」はより深く音楽を理解し、より楽しんで演奏できるよう、様々な工夫を持って活動しています。



○目的は演奏会ではなく音楽を楽しむこと

 我々は月2回の練習を「リハーサル」と呼び、とても重要視しています。
目標としているのは音楽に対する理解を深め、より深く音楽を楽しむこと。
定期的に演奏会を開催し、それに向けた練習を行う、という活動スタイルは取っていません。

 ですので、「三頭の象」では、1年から1年半を1期として節目を定め、1期の間に目標とする『コンセプト』を設定してそれに向かって活動をする、というスタイルをとっています。
1期の間に演奏会を行うこともあれば行わないこともあります。あくまで演奏会は活動内容のひとつ。目的は「音楽」なのです。



○今期の目標「コンセプト」を定める

コンセプトの決定、選曲にあたってはすべて音楽監督が監修しています。

 これはただ単純に「すべて監督任せ」ということではありません。
方向性や今やりたいことは自分たちで考えながら、それを実現するためにはどのような工夫をすればよいか、どのような曲を取り上げればよいか。
音楽監督のアドバイスを基に、ときにディスカッションしながら自分たちの目的に適した活動方針を定めていきます。



○そして実践!

 目標と活動内容が決まれば、あとは実践。毎月2回のリハーサルです。

 リハーサルではただ演奏できるようになるだけではなく、曲についてより深く理解したうえで演奏し、音楽をより楽しむことを目標としています。
 音楽監督永峰氏の指導により、時にはアナリーゼ(楽曲の解析)なども織り交ぜながら、「どのように」演奏するのか、さらには「なぜ」そうなるのか、 わかりやすい解説を受けながら、理解して演奏できるようになることを目指しています。







○編成や形態にこだわらない!
 「三頭の象」は、自らを『管弦楽団』でも『交響楽団』でもなく『音楽集団』と称しています。
これは一つの形態にとらわれず、多彩なスタイルで音楽を楽しみたいという考えによるものです。

たとえばリハーサルで取り上げる曲を選ぶにも、コンセプトに適う曲であれば編成などに縛られず積極的に取り上げるようにしています。
 こういった多彩で自由な選曲も、演奏会ありきの活動を行わないメリットのひとつです。



○演奏会以外の企画も

 「三頭の象」は、演奏会という形式だけにはこだわらず幅広い活動を行っています。
たとえば地域図書館と開催した絵本朗読とのコラボレーション企画などは大変好評をいただき、おかげさまで今年で三回目の公演を好評のうちに終えることができました。
 永峰大輔氏が題材となる絵本に併せて作曲した新曲を披露するなどの試みで子供たちやお母さま方にも楽しんでいただけたようです。



○一般参加型のイベントなども開催します!

そして今期の活動における新たな試みとして、≪オーケストラワークショップ≫を開催いたしました。
今回のテーマは「第九を徹底解剖!」

一般公募したアマチュアオーケストラプレイヤーのみなさんと、 さまざまな角度からベートーヴェンの交響曲第9番を掘り下げようという企画です。

さまざまな演奏を聴き比べてその違いを検証し、
ベートーヴェンの他の交響曲と比べてその変遷を知り、
はたまた調を変えて演奏してみることで調性の重要さを知り。

午後いっぱいを使ったワークショップも終わってみればあっという間でした。
今後も機会を見てこのようなワークショップを開催することがあるかもしれません。
音楽集団「三頭の象」が活動が気になるかた、または単純にワークショップの内容に興味をもたれたかたは ぜひ一度足を運んでみてください。 我々の活動に興味を持っていただいて、一緒に音楽を楽しんでいけるきっかけになれば幸いです。